インターネットは、世界中のコンピュータやコンピュータネットワークを相互に接続したもの
インターネットとは、TCP/IPという通信規約(プロトコル)の基で世界中のコンピュータやコンピュータネットワークを相互に接続したものをいいます。インターネットはインターに相互にという意味があることからも分かるように相互にいつでも開かれたネットワークです。一方、企業内だけや限定された範囲でのコンピューターネットワークはイントラネットと呼ばれています。
インターネットは特定の統括組織をもたない分散型のネットワークで、世界中のサーバーコンピュータが相互に接続されることにより可能な通信網です。各コンピュータにはIPアドレスが割り当てられていますが、それと併用してIPアドレスをドメイン名に変換してwww.○○○.comのような形でアクセスを可能にするDNS(ドメインネームシステム)が併用されています。
インターネットに参加するためにはインターネットの通信網に接続する必要があり、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などと契約してインターネットに接続するのが一般的です。
なお、WEB(WWW、World Wide Web)とインターネットを混同することがよくありますが、WEBはHTML文書などに代表されるシステム自体のことであり、電子メール(email)などと同じくインターネット上で用いられている仕組みの一種といえます。一方、インターネットはその土台となっているネットワークそのものということになります。
インターネットへは現在PC(パソコン)だけでなく、タブレット端末やスマホなどの携帯電話、テレビ、DVDレコーダー、家庭用ゲームなどからも接続可能になっていてより身近なものになっています。