ホームページのデザインで、かっこいいデザイン、スタイリッシュなデザインがいいなどの要望等もあるのですが、そもそもホームページのデザインの持つ意味とは何でしょうか。
企業サイトのデザインの意味
企業サイトであれば、その企業がどのような企業なのか、表現する必要があります。
規律がしっかりした品のある企業なのか、自由な雰囲気のフレンドリーな企業なのか、この二つのパターンの企業でも全くホームページのデザインが変わってくるのは分かると思います。
実際には、企業風土はもっと細かく違っていて、それをできる限り社外にも社内にも伝わるようなホームページのデザインが必要になります。
このホームページのデザインがうまく企業を表現できていれば、他社と差別化できているといえます。
商品、サービスサイトのデザインの意味
商品やサービスのサイトであれば、それがどのようなターゲット層に向けた、どのような商品やサービスなのかをうまく表現する必要があります。
高齢者のお金持ちの人をターゲットにしたサービスなのか、お金はないが若々しいティーンエイジャーをターゲットにしたサービスなのか、この極端な二つのパターンであれば全くホームページのデザインの雰囲気も異なってくることはお分かりになるでしょう。
ホームページのデザインと実際とのギャップ
上記のようにホームページのデザインは何かを分かりやすく表現するものです。
いくらホームページがかっこよくても、スタイリッシュでも、そのホームページのデザインが企業や商品、サービスをうまく表現できていなければ意味はありません。
企業であれば求人のためにかっこいいホームページを作ったら、入社する人が増えたけれども、離職率も上がったとなれば、それはホームページが表現していたものと実際の職場のギャップが問題かもしれません。
商品やサービスのホームページであっても、ホームページへのアクセス数はすごくあがったけれども、問い合わせや売り上げは何も変わらなければ、ホームページのデザインと実際の商品やサービスを求める人々との間にギャップがあるのかもしれません。
何をすべきか
まずは、貴社の企業のこと、貴社の商品、サービスのことをもう一度再考してみてください。
何が特長なのでしょうか。他社との違いは何でしょうか。目指す方向はどちらでしょうかか。過去、現在、未来を見据えて考えれば何かが見えてくるでしょう。
実際を基にホームページのデザインを作るべきです。