さて、口コミなどの評判が良かったので、そのレストランに行ってみたけれども、それほどでもなかったという経験はないでしょうか。
もしかすると、そのレストランはブランディングがうまいのかもしれません。
ブランディングの仕組み
魅せ方ですね。ホームページを見ると美味しそうに見える。
口コミの評判もよい。実際に行ってみると、自分は大したことないと思うけれども、周りの評判は良く、また今度来ようと言う。
人間、信じ込むことがあります。
Appleの製品は全てにおいて、他の商品は敵わない。(実際はそんなことはありませんが、信じ混んでいる人いますよね、身近に。)
ある意味、上記と同じでホームページでも美味しそうで、口コミも良ければ、実際行ってみて物足りないなと思っても自分のセンスがおかしいのかなと感じてしまう。周りがこれだけいっているのだから美味しいに違いないと。それくらいうまくブランディングされているのです。
ブランディングの結果として、その店にファンがついて、他店とそれほど差がなくても、口コミなどで素晴らしい店に変貌してしまう。そして、またファンがつく。
料理が本当に不味ければいつか化けの皮がはがれてダメでしょうが、可もなく不可もなくぐらいなら結構上手くいっている店はありますよね。
コンセプト先行で、まだそのコンセプトに追いつき切れていないレストランなどもありますよね。
何かの拍子に魔法が解けた時は怖いので、もちろん料理の味も伴っているに越したことはないです。
しかし、ブランディングの力でプラスアルファになり、同じぐらいの美味しさであれば、ホームページのデザインなどイメージが良い方に人間は傾くものです。
ブランディングの可能性
レストランのみならず、どの分野においても、同じようなことが言えます。
その部分をブランディングで補っていることもあるのです。
逆に言えば、本当は美味しい料理を提供するレストランなのに、ホームページは素人感が満載で、料理の写真は青みがかっていて不味そうにしか見れない、人があまり訪れないので口コミもあまりない。これは損ですよね。結構こういうお店は多いのかなと思います。
素晴らしいものを持っているのに伝わっていない店舗、企業はブランディングを検討するのも一つの手かと思います