ブランディングの一貫性のあるデザインは企業の個性を分かりやすく示す
企業ブランディングを考慮したコーポレートサイトや名刺、封筒、会社案内などのデザイン一式の制作依頼を考えているけれど、何から始めてよいかわからず困っている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、企業のブランディングに必要な要素と条件に応じた費用の比較を紹介します。
企業ブランディングのために必要な要素
企業のブランディングにおいて、まず大事なのが、企業理念(コンセプト)や企業の誕生秘話のような企業ストーリー(ブランドストーリー)です。企業の存在意義、企業の価値、企業の目標などを示すことが重要です。
次に、企業理念を基にその企業を表現する企業の顔となるロゴ(ビジュアルアイデンティティ)が重要になります。そのロゴは企業の理念を「見える化」してデザインされており、ロゴから理念が連想されることがポイントです。
そして、そのロゴを軸に企業がどのような存在かを伝えるためにホームページ、会社案内、名刺、封筒、リーフレットなどをデザインします。理念からロゴ、ロゴから各種デザインと繋がり、一貫性があることが重要です。
企業は法人格と言われるように、ひとつの人格である個性「らしさ」を持っています。その人格をうまく表現し、他社との違いを明確にすることがブランディングで重要です。
企業理念や企業ストーリーをロゴやデザイン、写真、映像などで視覚化し、個性「らしさ」を表現する必要があります。
企業ブランディングの流れ
まず、企業ブランディングのベースとなるブランド構築のための「コンセプト、ブランドストーリー、コピー、原稿」をコピーライターと共に作成します。次に、アートディレクターやデザイナーと「ロゴ」と「ホームページ」「会社案内・パンフレット」「名刺・封筒」「チラシ」等の販促ツールをデザインします。必要に応じてフォトグラファーに「写真撮影」や「映像撮影」を依頼することも可能です。
企業ブランディングプランは、「コンセプト、ブランドストーリー、コピー、原稿」から「ロゴデザイン」、「ホームページ」「会社案内・パンフレット」「名刺・封筒」「チラシ」等の販促ツールを制作するプランです。
ブランディングデザインの費用について
ブランディングデザイン費用は条件によって異なります。ここでは概算見積もりを記載します。
費用をかけてより魅力的に見せる「エグゼクティブプラン」から、一般的な「プロフェッショナルプラン」、そして費用を抑えた「スタータープラン」まで、記載しますのでご参照ください。
組み合わせや条件を変更することは可能です。お問い合わせ頂ければ、組み合わせや条件に応じたお見積を提示いたします。
エグゼクティブプラン
より魅力的なブランディングを求める企業向けプレミアムプラン
ゼロからのコンセプト作成や高品質なデザイン、写真、映像撮影を提供します。
高度なブランディングを求める企業向けのプレミアムプランです。頭の中にある構想を言語化し、コンセプトやブランドストーリーを作成します。アートディレクターが指揮する高品質なデザイン、オリジナルの画像やアイコンの作成、インパクトのあるホームページのデザインと動き、プロの写真撮影、映像撮影など、他のプランよりも幅広いサービスを提供します。
コンセプト、ブランドストーリー等 | 頭の中にある構想をヒアリングし、数回のミーティングを経てコピー制作 |
アートディレクション | アートディレクターを立てて各デザインをチェック |
ロゴデザイン | 具体的なイメージが固まっていない状態から作成 |
グラフィックデザイン | オリジナルの画像やアイコンを作成 |
ホームページ | ホームページ制作プレミアムプラン、9ページ~、管理画面から全ページ更新可能 |
インパクトのある動き | スクロール時にふわっと文字や画像が表示される効果やボタン等の動き |
写真撮影 | プロのカメラマンに1日6時間依頼した場合。交通費やスタジオ代などの実費は別途 |
動画制作 | 1日映像撮影をして5分以内に編集した場合、交通費、スタジオ代などの実費は別途 |
名刺・封筒デザイン | 封筒は洋長3サイズの場合 |
会社案内(もしくはパンフレット) | A4 12ページの場合 |
プロフェッショナルプラン
中小企業に最適な本格的ブランディングデザインプラン
中小企業向けで、企業の特徴を明確にし、プロのデザインや写真撮影を提供します。
中小企業向けのスタンダードプランです。詳細なヒアリングとミーティングを通じて企業の特徴や価値観を明確にし、ブランドストーリーの作成、洗練されたロゴやビジュアルアイデンティティを提供します。プロのデザイナーによるオリジナルデザインと、企業の特性に応じたデザインソリューションを提供します。
コンセプト、ブランドストーリー等 | 頭の中にある構想をヒアリングし、数回のミーティングを経てコピー制作 |
アートディレクション | WEBデザイナー、グラフィックデザイナーのダブルチェック |
ロゴデザイン | 具体的なイメージが固まっていない状態から作成 |
グラフィックデザイン | シンプルなものは作成、その他素材集の画像やアイコンを加工して対応 |
ホームページ | フルオーダーWEBデザインプラン、7ページ~、管理画面からお知らせ更新可能 |
写真撮影 | プロのカメラマンに1日6時間依頼した場合。交通費やスタジオ代などの実費は別途。 |
名刺・封筒デザイン | 封筒は洋長3サイズの場合 |
リーフレットデザイン | 大きさA4 横を三つ折り、雰囲気、デザインの方向性程度を提示の場合 |
スタータープラン
費用を抑えたい方におすすめする企業ブランディングデザインプラン
小規模な事業者や、初めてブランディングを行う企業に最適です。
初めてブランディングに取り組む中小企業や個人事業主向けのエントリープランです。基本的な要素を押さえ、費用を抑えつつ、企業ブランドの基礎を確立します。企業理念やコンセプトの策定、必要最低限のブランドデザインを提供します。ある程度デザインの方向性が決まっていて、費用を抑えたい方にお勧めです。
コンセプト、ブランドストーリー等 | 資料ベースでヒアリング1回を経てコピー制作 |
アートディレクション | 各デザイナーが必要最低限のチェック |
ロゴデザイン | イメージがかなり出来上がっている場合(デザインイメージ・カラー・コンセプトなど) |
グラフィックデザイン | 素材集の画像やアイコンを使用する |
ホームページ | セミオーダーWEBデザインプラン、7ページ~、管理画面からお知らせ更新可能 |
写真撮影 | カメラマンに依頼せず、自社で撮影、もしくは素材集の写真を使用 |
名刺・封筒デザイン | 封筒は洋長3サイズの場合 |
チラシデザイン | A4 裏表、ざっくりとしたレイアウトや参考例がある場合 |
起業を考えている方、起業したばかりの方へ
起業したばかりの方に特におすすめの「起業応援・ブランド構築デザイン料金プラン」もご用意しています。
このプランは、コンセプトの策定から、ロゴデザイン、名刺やチラシのデザイン、ホームページの構築まで、起業に必要な要素を包括的にサポートしつつ、費用を抑えた内容となっています。
スタートアップの成功を目指す方には最適な選択肢の一つですので、ぜひご検討ください。
共通の前提条件
・デザインの凝り具合や提案数、内容量によって詳細な費用は変わります。
・印刷費用、ドメイン・サーバー費用などは別途お見積りとなります。
・お打ち合わせは、メール、電話、必要に応じてWEB会議システムで対応します。
・企業の方向性が分かる必要最低限の情報や資料の提供が必要です。
・ブランディングの研修や講習のようなワークショップは含みません。
・イラスト制作は別途お見積もりとなります。
上記はあくまでも概算見積もりですので参考程度にお考え下さい。組み合わせや条件によって費用は変わります。
企業向けのブランディングデザインにご興味を持たれた方は下記からお問い合わせ頂ければ、まずは概算お見積をご提示いたします。
ブランディングに関わる項目の補足
コンセプト、ブランドストーリー制作について
(関連費用:コピーライティング費用、クリエイティブディレクション費用など)
コンセプト、ブランドストーリーはコピーライターを中心に、貴社とヒアリングやミーティングを経て制作します。どの程度コンセプトや企業理念などの方向性が定まっているか等の状況によってお打ち合わせの回数や費用は異なります。
例えば、すでにコンセプトや企業理念などの方向性が固まっていて資料をベースにヒアリングを1回で制作する場合は費用を抑えられます。しかし、まだ何も決まっておらず、ゼロベースでヒアリングやミーティング数回を経て制作する場合は費用がかかります。ヒアリングやミーティングは電話やZoomなどのWEB会議システムを前提にお見積もりしています。
その他、製品やサービスのキャッチコピーやボディコピー(本文)の原稿作成もいたします。ページ数や内容量によって費用は変わりますので、詳細はお問い合わせください。
ロゴ制作について
(関連費用:ロゴデザイン費用、アートディレクション費用)
ロゴはグラフィックデザイナーを中心に、コンセプトや企業理念、ブランドストーリーなど貴社を表すものをベースに制作します。
まずは、貴社のコンセプトや企業理念などの方向性が定まっていることが最低条件です。その上で、ロゴのデザインの方向性やカラーなどがどの程度イメージできているかによって費用は変わります。
例えば、ロゴのイメージが手書きなどでかなり出来上がっている場合は費用を抑えることができます。一方、全くイメージが何もない場合は、デザイナーと相談しながら1からロゴを作り上げていく必要がありますので時間も費用もかかります。ロゴのカラーや参考ロゴなどのイメージが何となく出来上がっている場合は、上記の間ぐらいの費用になります。なお、デザインの方向性が全く見えてこない場合や修正や変更が多い場合は、さらに費用がかかることもあります。
ホームページ制作について
(関連費用:ホームページデザイン費用、アートディレクション費用、HTMLコーディング費用、システム開発費用、、クリエイティブディレクション費用など)
ホームページは貴社の想いが伝わるように、ロゴの雰囲気やカラーをベースにオリジナルデザインで制作します。
まずはトップページのデザインから進めますが、必要に応じてイメージに近い参考サイトなどを提示していただきます。トップページのデザインが定まったら、それをベースに各ページにフィットしたデザインを進めていきます。
トップページだけをデザイナーと相談しながら進め、その他の下層ページのデザインはデザイナーにお任せすることで費用を抑えることができます。逆に全ページをデザイナーと相談しながら進めると、デザインの修正などの手間がかかり、費用も増えます。スクロール時に画像や文字がふわっと表示される効果や、ワードプレスなどの管理画面から全ページの内容を修正できるようにする場合、見積もり額も高くなります。
写真撮影、映像撮影・編集等の費用について
(関連費用:写真撮影費用、映像撮影・編集費用、クリエイティブディレクション費用など)
写真撮影費用はプロのカメラマンが1日6時間の拘束時間内で撮影依頼をした場合を前提にしています。休憩時間は含みませんが、準備や片付けなどの時間は拘束時間に含まれます。1日6時間をオーバーする場合は、時間オーバー分の費用が追加料金としてかかります。さらに、駐車場代やガソリン代などの交通費やスタジオ代などの実費は別途かかります(社内の会議室などを利用する場合はスタジオ代はかかりません)。
映像撮影費用も基本的な考え方は写真撮影と同じで、1日の拘束時間内で撮影依頼をした場合を前提にしています。映像編集費用は完成動画の長さによって変わり、5分以内に編集する場合を前提にしています。それ以上の長さになる場合は別途費用がかかります。また、テロップ入れや文字起こし作業についても、それぞれ編集代の半分の金額が別途かかります。