地域の農作物や地域の特産物、地域自体をブランド化しようとする動きをニュースなどでよく聞きますよね。
ブランド化で何が変わるのでしょうか。今回はブランド化することの意味を探ってみます。
ブランディング
まず、ブランド化とはブランディングするといってもいいでしょう。
たとえば、企業ブランディングといえば、企業(法人)の企業理念を基に統一したロゴや販促ツールなどを作成するなどして他社との違いを明確にして差別化することです。
その企業の個性を表現するといってもいいでしょう。たとえば、ロゴであれば、堅苦しいロゴ、高級感のあるロゴから柔らかいロゴ、フレンドリーなロゴまでいろいろありますよね。それらは企業を表現しているといってもいいのです。
地域の特産物のブランド化
話戻って、ブランド化についてですが、これも他との違いを明確にして差別化することです。
たとえば、地域野菜や果物をブランド化するのであれば、その野菜や果物の特長が名称やロゴなどで明確に分かるようにして、他地域の野菜や果物との違いを明らかにしながら、世の中に広めていくことにより、その野菜や果物の価値を高めて、同じ種の野菜があった場合は少し値段が高くても地域ブランドの野菜や果物を選ぶことになるでしょう。
なぜ、選ぶのか。信頼や共感が一番大きいでしょう。以前食べておいしかった。おいしいという口コミをみた。
ブランド名があれば、分かりやすく、伝わりやすいですよね。
ただの苺か、〇〇〇の苺(いちご)なのか
いちごなどは有名なブランドがいくつかありますよね。同じいちご(味も大きさも同じ)で値段が同じで有名ブランドと無名のものがあったら有名ブランドの方を買いますよね。
また、高くても有名ブランドのいちごならしょうがないかなと思いますよね。他のいちごとは違い手間をかけていて、高い意味がブランド名から分かっていますから納得しますよね。
でも、有名ブランドと同じいちごでも、ロゴやブランド名を記載せずに無名で販売すれば、手間ひまをかけたり価格だけの価値があることをつたえることができません。
人々に伝わりません。
ブランド化で違いや素晴らしさを伝える
違いや素晴らしさを伝えるためにブランド化するといってもいいかもしれません。
あなたの地域の特産物の良さは伝わっていますか。
伝わっていないなら、ブランド化をするのもひとつの手ですよ。