貴社は英語版サイトを持っていますか。貴社は英語版サイトをうまく活用できていますか。
最近、海外旅行者向けの観光地のポータルサイトを見ていて思ったのですが、海外から観光客が増えているのに英語版ホームページの充実感のなさが凄いです。
将来的に大丈夫なのでしょうか。心配になってきます。
逆に言えば、海外の旅行者だけでなく、海外の消費者をターゲットに考えるのであれば、英語版ホームページを充実化させれば、他社との差別化ができ、他社よりも競争力をアップさせることができるかもしれません。
なお、日本人だけをターゲットにされている企業、店舗、団体の方は、この記事は気になさらないでください。
観光地の英語版ホームページの現状を参考に
観光立国を目指している割には観光地の英語サイトの充実感のなさは大丈夫なのかと思ってきてしまいます。
英語版のホームページをPC版、スマホ版共に作成しているところでも、更新が全然されていなかったりするところが多く、宝の持ち腐れという感じでしょうか。
現状は東京オリンピックも近く、観光客もいっぱいくるかもしれません。
しかし、将来のことを考えて、各観光地、各店舗で英語サイトの充実化は必須ではないかと考えます。
最近観光客が減少したけど時期的なものでしょうと放っておくのではなく、まずは時間があれば今ないもの(英語版ホームページなど)を補充しましょう、もしくは今あるものの活用(英語版ホームページの更新)をしましょう。
実際全く観光客が来なくなってからでは困りますよ。
下記に気になったいくつもの具体例と解決策を記載しますので参考にしてください。
英語版サイト自体がない
あんなに有名な海外からの観光客がくる施設なのに英語版ホームページがない観光地が多く見られました。
これは明らかにもったいないです。せっかく日本では有名な観光地なのに、世界的にはホームページのように存在しない場所になりかねません。
また、大手のポータルサイトで紹介されているから大丈夫などと他力本願では、その感じが海外の観光客に伝わってしまいます。
日本語サイトと同等のものでなくても良いので概要を記載した英語版ホームページを作成することをお勧めします。できれば、WordPressなど管理画面を導入し、順々に補足情報等のページを管理画面から追加できるようなホームページを構築するのが良いでしょう。
中身のない英語サイト
英語サイトを見ていると日本語サイトと比較して内容が十分でない英語版のホームページをよく見ます。
英語版ホームページを作成したばかりでこれから徐々に内容を追加していくというのであれば良いですが、4、5年前からお知らせなどの情報の更新もない状態のものがあります。
最近なぜだかサイトへのアクセス数が減少しているな、どうしてかなと考えてばかりいないで、WordPressなどのCMS(管理画面)が導入されている場合は、ちょっとしたお知らせでもよいので情報を発信しましょう。Googleが有益な情報と捉えてGoolgeの検索結果に表示して、結果としてサイトに訪れる方が増加する可能性が高まるかもしれません。
せっかくのホームページです、うまく活用しましょう。
PDF版しかない
紙媒体用に作成したものをそのままPDF化し、リンクを貼っているものをよく見かけますが、とにかく見づらいです。モニター用でなくて紙用なので文字サイズが小さくてとにかく読みにくく、PCならまだしも、スマホであれを読もうという気にはなれません。
直ちにWordPressなどのCMSを導入した英語版ホームページを作成しましょう。デザインはそこまでこだわらず、情報をまず発信することに集中しましょう。PDFの内容をホームページ用に文字サイズを調整したものを写真と文書のデザインの体裁にはこだわらないブログのようなサイトであっても、デザインにこだわったPDF版よりもずっと観光客に見られる役立つものになります。
ちなみに、ホームページがある上での印刷用のPDF版は非常に親切な作りで良いかと思います。
スマホサイトがない
PCサイトだけなのは惜しいです。現在はスマホの時代です。Googleもスマホファースト(モバイルファーストインデックス等)を宣言しています。
以前作成したPCサイトだけというのであれば、ぜひスマホサイト作成を検討しましょう。
リニューアルを考えているけれど費用的にスマホサイトも作成するのは厳しい、もしくは、PCサイトとスマホサイトのどちらか一つの作成を考えているのであれば、観光業など消費者がターゲットの業種であればスマホサイトをまず作成するという考え方もありかもしれません。
現状、一般消費者はPCよりもスマホを利用する率が圧倒的に多いです。業種によっては9割がスマホからのアクセスです。
それでもやっぱりPCサイトも欲しいと考えるのであれば、PCとスマホ共用のサイト作成もありかも知れません。
その場合は、スマホを優先的に考慮したデザインのサイトを作成することになります。間違ってもPC優先などとは考えないでください。スマホで見やすい、PCでも見られるぐらいで妥協し作成を依頼すれば費用を抑えたサイトが作成可能でしょう。
機械翻訳はあべこべ
以前に比べれば、だいぶ機械翻訳もよくなってきましたが、まだまだ違和感のあるあべこべに翻訳された文章もよく目にします。
機械翻訳と分かった上で使い手側も納得した上で使用するのは手軽に安価に使用でき良いかもしれませんが、気持ちがこもった「おもてなし」という観点から考えるといかがなものでしょう。
インターネット経由でも構わないかと思いますので、人間の手の入った翻訳会社に依頼することをおススメいたします。
たとえば、「Gengo」のようなサイトの高価なプラン(それでも一般的な翻訳会社に比べれば安価)を選べば機械翻訳にはない良いものを提供できるでしょう。
SNSに過剰に頼らない
SNSにはブームがあります。現在では「何それ」と困惑する若者も多いSNSもあります。過去を振り返ればミクシィ、マイスペースという時代もありました。
現状ではインスタ、Line、Twitter、facebookなどがありますが、あくまでもホームページに誘導するための一時的なツールぐらいと考えておいた方がよいでしょう。
将来そのSNSツールがどうなるかの保証はありません。
まず、ベースとなるホームページを充実していくことが大事だと考えるべきです。
言語は英語が基本
全世界で通用する英語サイトの作成をおススメします。
特定の国の観光客頼みも怖いものです。その国の人が来なくなれば一気にそのサイトの価値は下がってしまいます。
英語は全世界で使用されており、新興国の海外旅行に出かけるような人であれば当然理解できる言語だと考えてよいです。
英語サイトであれば、どこかの国に偏ることもなく将来的に資産となるようなサイトとして残すことができます。
visual artにできること
私どもでは翻訳された英語の原稿をご用意いただければ、英語版ホームページを作成いたします。
もちろん、スマホ版、PC版、レスポンシブデザインのホームページはもちろんのこと、WordPressなどのCMSを導入した管理画面からサイトを更新できるホームページの制作も承っております。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽に「お見積+ご相談」からお問い合わせください。