さて、地域ポータルサイト構築を検討している地域もあるかと思います。
visual artはチームの一員としていくつかのポータルサイト制作に参加したりご提案をしてきました。
その観点から地域ポータルサイトの役割や制作時の注意点をいくつかご案内できればと思います。
地域ポータルサイトとは
まず、地域ポータルサイトとはどのようなものを思い浮かべますか。
ぱっと思い浮かべるのが観光案内やPRサイトではないでしょうか。熊のマスコットがメインの観光サイトや景色をメインにしたサイトなどがありますよね。
その他に、商店街や商工会など組合単位で制作したものもありますよね。後は、地域の有志が制作したものでしょうか。
地域ポータルサイトは誰のために制作するのか
地域ポータルサイトを作る上で大事になってくるのが誰のために作るのかということです。
たとえば、商店街や地域サイトであれば、顧客、消費者のためですよね。ここを忘れないでください。
地域ポータルサイトで失敗するパターンは
よく失敗する例が組合に所属しているメンバーのためのポータルサイトになっていることです。
組合のメンバーを平等に扱おうとするがあまりメインの顧客、消費者がほしいサイトではなくなっていることがよくあります。
地域ポータルサイトを制作しただけで満足しているところもあります。
地域ポータルサイトを制作しただけでは何も起こりません。ユーザーが求める情報を発信し続けることができるかがポイントです。
地域ポータルサイトは意味があるのか
上記のような状況では商品の購入やサービスを受けようと検討しているユーザーは集まってきません。ほしい情報がないのですから。
人が集まらないのですから、そんなポータルサイトは意味があるのかという話になります。
こうなるのが分かっているのであれば、最初から作らない方が良いでしょう。お金の無駄です。
地域ポータルサイトで失敗しないためには
お金を無駄にしたくないなら、地域ポータルサイトを制作する時はしっかりと計画する必要があります。
ユーザーが求める情報は何なのか、またユーザーが認知していない情報は何なのか。
それらが伝わるようにするために地域やメンバーの協力は得られるのか。
いろいろと情報を集める必要があります。
まずは、顧客やメンバーへの簡単なアンケートでいいです。それを基に分析をして進めるのがポイントです。
勝手な想像や思い込みで進めないことが大事です。
費用対効果を考える
最後に費用についてですが、仕様によってピンキリです。
既存のソフトをカスタマイズして進めれば費用は抑えられます。しかし、最低でも100~200万円の費用は覚悟してください。
独自のアイデアに合わせれば費用はかかります。独自の開発コストがかかるためです。数百万円~です。仕様によって変わってきます。
費用をとるのか魅力的な独自アイデアをとるのか。費用対効果をどう考えるかです。
あなたの計画しているサイトは大丈夫ですか。
今回は地域ポータルサイトを例に、サイトの制作時のポイントをまとめてみました。
visual artではポータルサイトの制作を真面目に検討している地域や商店街、商工会議所のご相談を承っております。
千葉や東京を中心に企画構成の会議から参加することも可能です。お気軽にお問い合わせください。